こんにちは。節約倶楽部しのちです。
そのむかし、「死ぬまでにしたい10のこと」という映画を見ました。
幼い子どものいる女性が余命宣告を受け、死ぬまでにしたいことを10個書き出し一つずつ実行していくストーリーです。
とても考えさせられる映画でした。
生きている以上、いつ何が起こるかわかりません。それは予告なしに突然かもしれない。
だから、今できることがあればしておきたい。
いつか人生を終えるときに「あれもこれもやっておけばよかった」と後悔しないように、「やりたいこと」はできるときに少しずつ叶えて、「私の人生、なかなか楽しかったな」と振り返られるように。
自分のこれまでの人生を振り返ったとき、実現できた夢もいくつかあります。
なぜ実現できたか?
それはやりたいことを明確にして、それをずっと忘れずにいたからです。
目指すものがあると、人はその道しるべに沿って無意識に歩いていく生き物なのかもしれません。
忘れずにいるために私が実践しているのが「やりたいことリスト」です。
今はスケジュール管理をスマホでしていますが、かつては手帳をつけていました。
毎年手帳を新調するたびに、最初のページに「今年の目標」や「今年やりたいこと」を書き出していました。
年末になって1年を振り返ったとき、年はじめに掲げた「やりたいこと」のいくつかは割と達成できていました。
それは叶えたいことを言語化していたことと、手帳を開く度に「やりたいこと」を思い出していたからなのだと思います。
「やりたいことリスト」をつけるようになって気づいたのは、「欲しいものは待っているだけではダメ」ということ。
自ら行動しなければ現実は変えられません。
「なにかいいこと起きないかな~」とただ待っているのではなく、自分で動いて取りにいく。
人生を楽しくさせるためには行動力が必要であることを、私は「やりたいことリスト(Wish List)」から学びました。
手帳時代を経て、5年ほど前からは「やりたいこと」をスマホにリストアップするようになりました。(evernoteというメモアプリを使っています)
度々読み返しては、叶った夢にチェックマークをつけていくのも楽しいひとときです。
はじめはやりたいことを100個リストアップすることを目指しました。
コツは、時間やお金、立場などの制限を無視して、純粋にやりたいことをあげていきます。
大きくても小さくても思いついた「やりたいこと」はどんどん書き出します。
私の場合、5年間でリストアップした「やりたいこと」は377個ありました。そのうちの154個を叶えていました。
「やりたいこと」の約40%を5年間で達成できていたことになります。
やりたいことリストをつけて良かったこと
- ちょっと自信がないことでも「やりたいことリスト」に背中を押されて、勇気を出してチャレンジできた
- いろいろなことに挑戦して実現させてきたことで自己肯定感が上がった
- 自分が何に興味を持っているか、何をしたいのかなど潜在的な部分まで引き出せたので自分自身を知ることができた
- やりたいことリストにまだまだ達成できていない事柄があるのでこれから先の未来に希望が持てる
やりたいことリストを作るときは、ジャンルごとに考えてみると浮かびやすいかもしれません。
わたしのやりたいことリスト(一部抜粋)
体験したいこと
- 職人さんに指導してもらえる和菓子作り体験をする →達成
- リゾートホテルのスイートルームに泊まる →達成
- 薔薇風呂(温泉)に入る →達成
- ベトナムでフランス文化を感じてくる →達成
- 好きな香りを買いに行く(お香、青森ヒバ、練り香水) →達成
- 早朝の誰もいない観光地を朝散歩する →達成
- 海外のオンラインツアーに参加する
- ムーミンバレーパークへ行く
- スイーツ列車に乗る
- 茶摘み体験をする
食べる
- 那須のペニーレインでモーニングする →達成
- 札幌の六花亭喫茶室でお茶をする →達成
- お寺カフェでおみくじ付きパフェを食べる →達成
- 本場(札幌)のスープカレーを食べる →達成
- パンの詰め合わせ(ミステリーボックス)をお取り寄せする →達成
- 魚市場の焼炉で海鮮を焼いてもらって食べる →達成
- 果樹園の直売所で甘くて美味しい品種を教えてもらって買う →達成
- 古民家のお蕎麦屋さんで十割蕎麦を食べる →達成
- 日本最大級の朝市「館鼻岸壁市場(青森県八戸)に行って朝ごはんを食べる
- 漆器店が営む蔵の喫茶店へ行く
自分の成長
- 朝活する →達成
- FP技能士試験を受けて合格する →達成
- word pressでサイトを作り直す →達成
- めんどうなことを習慣化してしまう →達成
- 自分向けにカスタマイズされたニュースを読む →達成
- 迷ったら未体験のほうを選ぶ →達成
- ツイッターで日常の暮らし術を絞り出すくらいアウトプットする →達成
- Kindleで年間100冊読む
- 何か講演会を聞きに行く
- オンラインで何か学ぶ
健康・美容
- 雑穀豆ごはんを続ける →実行中
- 朝散歩する →実行中
- 自分の体調に合ったアロマオイルを選んでもらう →達成
- 家用メガネを作る →達成
- SALONIA ヒートブラシを買う →達成
- 冬は野菜たっぷりスープをとる →実行中
- 寝る前にコップ1杯の水(宝水)をとる →実行中
- 定期健診はフルコースで受ける →実行中
- 自分に合った枕を作ってもらう
- 睡眠は7時間目標
家族
- 娘とお菓子の家をつくる →達成
- 子ども達にタッチタイピングを習得させる →達成
- 札幌ドームの見学ツアーに連れていく →達成
- キャンプ体験させる →達成
- 釣りを体験させる →達成
- 夜の動物園に行く →達成
- 一万円選書が当選したら長男にプレゼントする →達成
- 日光江戸村に行く(栃木県日光市) →達成
- 子ども達になまはげ体験をさせる(秋田県男鹿)
- 子どもに投資信託を教える

この他、「家のこと」「お金」「人間関係」「手に入れたいもの」「泊まりたいところ」という項目を上げてリストアップしています。
「達成して終わり」ではなく、叶えたことに目を向けるのも必要だと感じています。
「ちゃんと行動に移したから実現したんだ」
「手に入れたときはうれしかったな」
「こんなに夢が叶っていたのか」
と、忘れていた気持ちや目標を決めて積み重ねてきた行動の意味に気づけるからです。
やりたいことリストまとめ
- 手帳やスマホなど使いやすいものを選ぶのがコツ。書きっぱなしではなくときどき読み返す(筆者はメモアプリevernoteを使用)
- コツは時間やお金、立場などの制限を無視して、純粋にやりたいことをリストアップする
- やりたいことリストを作っていると「道しるべ」ができてそれに向けて自然と歩いていく
- やりたいことリストに背中を押されて行動に踏み込みやすい
- 実行するためにフットワークが軽くなり行動力がつく
- 自分への質問を繰り返していくうちに自分自身を知ることができる
- 自己肯定感が上がる
- 叶った夢にも目を向けて自分の歩みを振り返ることにも意味がある