こんにちは。節約倶楽部しのちです。
20年以上主婦として節約を続けている現在の私の食材の買い方は、週に1回のまとめ買いです。
私がまとめ買いにこだわっているのには理由があります。
家計簿と照らし合わせながら買い方の検証をした結果、「まとめ買いをすると食費が安く収まる」ことが判明したからです。
食材の買い物はまとめ買いで節約できるを検証
「週に1度のまとめ買い」 VS 「毎日こまめに買う」
子どもが生まれる前の夫婦二人暮らしの頃「週に1度のまとめ買い」と「ほぼ毎日のこまめ買い」のどちらの食費が安くなるかを検証しました。
その結果、週に1度のまとめ買いのほうが食費が安く収まる結果となりました。
週に1度のまとめ買いをしていた私が体調不良で自宅療養することになり、代わりに夫が買い物と料理をしてくれたことがきっかけです。
夫はまとめ買いではなく、こまめに食材を買う方式でした。
週に1度のまとめ買い | ほぼ毎日のこまめ買い | |
買い物頻度 | ・週に1買いのまとめ買い | ・ほほ毎日のこまめ買い |
献立 | ・献立は事前に考えないで買いに行く | ・事前に献立を考えてから必要な食品を買いに行く |
買い方 | ・使い回しの効く定番食材を中心に揃える ・その時「安い食品」を柔軟に選ぶ ・1週間で使い回すため大袋、丸ごと買い | ・作りたい料理のレシピ通りに材料を揃える ・レシピに忠実すぎるあまり割高の食材を買いがち ・1回使い切りの少量パック買い |
料理法 | ・ありあわせで創作料理 | ・レシピ通り忠実に作る |
予算 | ・1ヶ月分の食費の予算を5週に分けていた ・1週間単位でやりくり ※当時夫婦2人暮らし 食費20,000~25,000円/月 1週間あたり4,000~5,000円の食費予算 | ・月予算を1日分で割るとわずかだったため予算どおりにはいかなかった ※当時夫婦2人暮らし 食費20,000~25,000円/月 1日あたり666~833円の食費予算 |
食費 | ・1週間単位だと買い物もやりくりもしやすく予算内でおさまりやすい | ・1日単位の予算額が低く、予算内でおさめようとするとあまり買えなくなる。結果、食費をオーバーしがち |
- こまめ買いだと在庫食材の種類が少ない。まとめ買いだと使い回しの効く定番食材を安定的にストックできてつくりおきもしやすい
- こまめ買いは使いきりの少量パックを買いがちで割高。まとめ買いだと大袋で使い回せるのでお得
- 1ヶ月の食費予算を日割計算するより1週間単位で分けたほうがやりくりしやすい
まとめ買いとこまめ買いの決定的な違いは買い物一回あたりの予算額にあり
「まとめ買い」と「こまめ買い」で決定的に何が違うかというと1回あたりの買い物の金額です。
自炊のために買い物するとき、2人分の食材を「833円以内」で揃えるのと「6,000円以内」で揃えるのとではどちらが買いやすいですか?
明らかに後者の「6,000円」を握りしめて買い物をしたほうが肉も魚も野菜も乳製品もバラエティ豊かに揃えられます。
この6,000円分の食材を1週間で使い回すのが「一週間まとめ買い」の考え方です。
毎日買い物をするなら1日の予算が「833円」となり、その中で食材を調達しなければなりません。
これは食費設定を夫婦2人で月2万5千円にした場合の考え方です。
1週間まとめ買いであれば25,000円/4週で「1週間あたり6,000円でやりくりする」という予算設定です。
1回の買い物で6,000円の予算があれば、バランスよく食材を揃えることができますし予算通りの買い物もしやすいです。
一方、毎日買い物する場合は、25,000円/30日で「1日あたり833円でやりくりする」という予算設定となります。
しかし1回の買い物予算833円で2人分の食材をバランス良く揃えようとするとなかなかの難題です。
その結果、予算をオーバーして食費が高くなりえるのです。
1週間まとめ買いが節約になる理由
- 食費を4週または5週で分けて考えたほうが予算通りにやりくりしやすい
- 毎日買いだと1日あたりの予算額が少額すぎて食材を揃えにくく予算オーバーしやすい
- 短いスパンで買い物に行く「こまめ買い」は少量パック(割高)を選びがちだが、単価の安い大容量サイズを買って1週間使い回したほうが安くあがる
- わずかな食材しかないと作れる料理の種類にも限界があるが、まとめ買いして食材の数が充実していれば創作できるおかずのバリエーションは無限。安い食材同士の節約料理も生み出しやすい
コメント
[…] 詳しくは週に一度のまとめ買いについての記事にありますが、まとめ買いのメリットのひとつが1ヶ月の食費を4または5週という大きな単位で区切るので、予算が組みやすい・食費が安定しやすいことにあります。 […]
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