家事のルーティン化で疲れを減らす

家事のヒント
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こんにちは。節約倶楽部しのちです。

もともと私は家事が苦手です。今も得意とは言えません。

それでも毎日洗濯した服を着て、洗われたお皿に料理をのせて食事を出し、ごみ箱のごみは定期的にからっぽになっています。

決して完璧な家事の仕上がりではないけれど、まぁまぁ普通に暮らせる程度に家の中のことが回っているのは、「何も考えないで機械的に流れ作業する」ことが習慣になったからだと思います。

主婦になりたての頃はたくさんある家事の何から手をつけていいのか正直わかりませんでした。

「さて、今日は何の家事から手をつけようかな」

と毎日考えてから行動していました。

専業主婦時代はやることはいっぱいあっても、時間の制約がないので自分の都合に合わせて動くことができたし、家事のチョイスや順番がどうであれ、それなりに結果を出せていたのですが、子どもができて共働きになってから状況が変わりました。

家事がたくさんすぎて全く終わらない問題勃発!!

私は長らく「家事は全てやらなくてはいけない」呪縛にとらわれていたので、実を言うとパートからフルタイムに移行するときは、仕事、家事、育児のバランスがとれるか不安しかありませんでした。

結果として私はフルタイムに進んだのですが、この問題をどう乗り切ったかというと、

「最低限やらなくてはいけない家事だけ決めて、それを毎日ひたすら何も考えずに機械的にこなす」です。

もちろん、状況に応じて急ぎの用やイレギュラーなことも入るけれど、基本的には最低限の暮らしができるための最低限の家事を優先的にチョイスして回しています

あとは帰宅してからルーティーン(定型)に沿って動くだけです。

1、帰ったらまず洗面所へ手を洗いに行き、ついでに洗濯カゴにたまった衣類を洗濯機に放り込んで回す(1回目)。

2、キッチンに空っぽのお弁当を持っていきながら在庫食材を見渡す。

3、2階へ行き服を着替えたら洗濯物(これから洗うもの・しまうもの)を持って階下へ。

4、キッチンへ行き、冷蔵庫から使う食材を全て出して夕飯を作り始める (以下略)

途中で「献立を考える」という行為が発生しますが、これも献立がある程度パターン化されているので、冷蔵庫から食材を出しているうちに何を作るか浮かびます。

それ以外は何も考えていないし、迷いもなく、どちらかというと無意識で動いています

歯磨きやシャンプーを当たり前のようにやっているように、私のこれらの動きも習慣化されています。

無意識で動いていているので脳を消耗させることもなく疲れません。

私が好きなSF作家星新一さんのお話に、夜の召使いのお話があります。夜の召使いに家事を頼み、自分自身は召使いが働いている夜にぐっすり眠るための薬を飲まされていたが、実はその薬は夢遊病になる薬で、夜中に働かされていたのは召使ではなく自分自身だった、というブラックユーモアです。

私は子どもの頃に読んだこの話が大好きで、ある意味、自分がやっている家事とも重なります。

無意識のうちにいつの間にか家事が終わっている。

それが私にとって、疲れをためないための理想の家事スタイルです。

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コメント

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